今回は、目覚めた真紅が現実世界でいろいろとやる話がアニメ化された。
真紅の話し方は旧アニメ準拠かと思ったが、要所要所で「だわ」が出てきたのが好印象だ。沢城みゆきさんの声で「だわ」が聞ける日が来るとは思わなかった。
一日留守番して、アパートの中を見て回る真紅。小さいやつが、人間大の生活空間に居ると、小ささがより強調されてとてもかわいく見える。真紅などは、格好がフリフリの服なものだから、異物感が余計に強調され、なんとも愛らしい。ローゼンメイデンの魅力の一つだ。
人間の生きる世界は、ローゼンメイデンたちには大きすぎるわけだが、今回は留守番中に電気がつけられない等の、小さいがゆえの難点も出てきた。漫画で読んでる時には気づかなかったことだが、BIRZで連載していたときは、常に家の中にジュンがいたので、こんなシチュエーションはありえなかったわけである。
しかし、やはり今日一番輝いていたのは、ジュンの靴を履こうとする真紅であろう。あれは可愛い。あんな人形が欲しい、と思わせるような、すごく愛らしい姿であった。リュックに入れて買い物に連れて行ったりというようなシーンもすごく可愛かった。猫との因縁は、果たしてこちらのアニメでは明かされる日が来るのであろうか?
斉藤さんも登場し、今回も女子力を魅せつけてくれた。単車で駆けて行く姿もなんと麗しいことか。ジュンが斉藤さんの舞台で使う衣装の素材を見繕い、その才能の片鱗を発揮すると同時に、表情も少しずつ明るくなり始めた。ローゼンメイデンが来て、ジュンもまた変わっていくわけだが、実は、これは決して真紅が彼を変えたのではない。寧ろ、ジュンは自分自身が変わろうとしたからこそ、真紅を完成させることができたのである。そう考えれば、ジュンが変わるキッカケとなった斉藤さんは、やはり偉大な人だと思う。
最後に雪華綺晶が現れ、今後の戦いを予感させた所で今回は終了。しかし、雪華綺晶との戦いの前に、まだまだいろいろあるのだ。次回はそのいろいろの一つとして、水銀燈が現れる。旧アニメでも、BIRZ時代の原作でも見せることが無かった姿を見せてくれる水銀燈だが、ついにあのシーンやこのシーンがアニメになるのかと思うと興奮が冷めない。
エンドカードは水銀燈と金糸雀。最初の二体は、金と銀で、鳥モチーフだ。次の二体は双子で宝石モチーフ。ローゼンメイデンは、作られた時期がかなり開いているものもあると説明されていたが、ここまでの四体は割りと近い間隔で作られているだろう。そして、名前に色が入らなくなった雛苺と雪華綺晶は、間を空けて作られた二体と思われる。そうなると、真紅は、名前に色を入れた一つのシリーズの終着であり、対となるモチーフを持ったドールが存在しないシリーズの起点とも言える、非常に特別なドールなのかも知れない。
今日は、自分の大学の院試まで、残り一週間という日だ。この時点で、残り一週間を切っている。
水銀燈の復活を目の当たりにするのは、院試が終わった日の夜である。
明るい気分で、彼女の復活に立ち会えるよう、残り少ない日々を頑張りたいと思う。
今回は、雪華綺晶を描いた。前回が手抜き気味になったので、今回は少し頑張って描いてみたのだが、今回ちょうどアニメで出てきた雪華綺晶をみてみると、前髪がかなり違っていた。記憶だけに頼るのはよくないようだ。
あと、せっかく第4話ということで、前回のリベンジを兼ねて蒼星石を描くのもアリだったかもしれない。まあ、今回はよく描けたと思うので、良かったとしよう。
0 件のコメント:
コメントを投稿