2013年8月6日火曜日

ローゼンメイデン 第五話

ローゼンメイデン第五話、ついに水銀燈が再登場である。
以前のアニメとは違い、ちゃんとお腹がある水銀燈であるが、肌色が若干旧作より健康な感じの色になっている。原作よりも、気持ち明るめの色な気がする。
旧アニメ第二期では、水銀燈ファン向けのイベントまで開かれて、大々的に復活がネタバレされた伝説のアニメキャラ。このキャラクターの声は、やはり田中理恵さんしかありえないだろう。めぐもきちんと河原木さんが声を当てていて、声は全て旧作準拠なところがありがたい。

さて、水銀燈が登場したわけであるが、回想にかなりの時間を割いていたのが印象的であった。もちろん、ある程度はめぐのことに触れていないと今後の展開というか水銀燈というキャラクターがわかりづらくなるというのもあるが、それにしても、丁寧に描かれていた。教会が取り壊されてカバンを引き摺りながらよろよろと歩く姿などは、同人誌で描かれる水銀燈がヨゴレ担当の苦労人キャラになるキッカケの一つとも言えるだろう。めぐとのエピソードが描かれる前は、非常に狡猾で格好いい女王様タイプのキャラクターかと思われていた水銀燈の印象が180度変わったのだからすごい。まあ、雪華綺晶というマジモンのサイコな悪役が現れてしまったのも大きな要因ではあろうと思うが。話がそれたが、何れにしても、こうして旧作の範囲の回想が描かれるというのは、とても印象が良い。

話の本筋としては、本当に水銀燈が出てきただけなのだが、ここからまた話は動き出すわけである。漸く、役者がそろったわけである。もちろん、このあとクライマックスに差し掛かってから、たくさんの追加キャストが次々に現れるのであるが、それはこれからの話だ。
とりあえず、今回も真紅と人間世界の対比が色々と描かれていたわけであるが、やはり人形が人間の道具を使うと、小ささがより強調されて可愛らしさがアップする。ほうきにしても、新聞にしても、真紅の可愛さがどんどん上がっていく。
そして、真紅と水銀燈の因縁もちょっとだけ語られたわけだが、アパートの一室でゴスロリ少女が戦う姿を想像すると、なんともシュールな光景だ。水銀燈がエスケープしている間に、律儀にほうきで掃除をしている真紅もまた可笑しかった。日常が語られているうちは、こんなシーンがたくさん出てくるので癒される。
ジュンの方も斉藤さんに舞台に誘われ、タイムリミットも示され(これは前回で出てきているが)たところで次回に続く。

提供バックは水銀燈。今回は、やはり彼女しかあるまい。
しかし、次回は4時15分からスタート。世界陸上の都合であるが、どうせなら一周遅らせてしまえば良い気がする。もはや深夜アニメではなく早朝アニメになってしまう気がするが、そんなことは気にせず、次回も楽しみにしたい。

ところで、今日は自分の大学の院試の筆記試験が終わった。正直、不本意な出来であったが、実は本命は今月末にある東大の院試である。先生から聞いた話をもとに考えれば、恐らく自大は大丈夫だと思うので、今回の試験は忘れて、東大に向けて残りの期間を有意義に過ごしたい。
あと五時間後には、面接の集合時間となる。最後まで気を抜かずに行こうと思う。


 
 
今回の絵は水銀燈である。アニメを見て気づいたが、もっと手を長く描くべきであった。ただ、院試が終わって帰ってきてすぐに描いたものなので、今回はこんなものだろう。いつか、水銀燈も描き直してみようと思う。

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